万里の道も一歩から

エンタメもぐもぐ日記

28日目:『カードキャプターさくら』1,2話

先日「アイスショーを観に行く予習として『カードキャプターさくら』のアイススケート回を復習する」という催し物があったのですが、

yakinikuteishoku.hatenablog.jp

あまりにも素晴らしすぎたので1話からもっかい見直そう!!!!!となり、本日2話まで観ました。


素晴らしい……素晴らしすぎるよ……めちゃめちゃ涙腺にくる…………

何が良いかって本当にさくらちゃんが家族や友だち、天国のお母さんにも大切に大切に愛されて過ごしてるというのがひしひしと伝わるし、さくらちゃんもその愛に応えるかのように良い子だし、そしてこれから胸がチクリとする失恋と海を越えて運命的に巡り合う大恋愛が彼女を待ってるんだわ……と思うと、なんかこう……無性に泣けてきますよね……泣ける……
この世のありったけの祝福を、祝福を受けるべき存在がちゃんと享受しているという多幸感に胸が熱くなるんですよ……おうおうおう……

さくらちゃん!!幸せになってほしい!!大丈夫!!なるから!!安心して!!!うーーーー!!!!!


にしても友枝小学校のみなさんまじで育ちが良いわ。知ってる。うちの会社より治安が良い。
もうなんて良質な空間なのかしら……私が生まれ育ったヤンキーが闊歩するスラム街みたいな場所は一生知らずに生きてほしい……このまま「育ちの良い人」のレールの上をまっすぐに歩いて何不自由なく幸せに過ごしてほしいよ……


お兄ちゃんもさ、幼少期に観てた頃はやっぱりさくらちゃん側に感情移入するから一緒に「お兄ちゃんイジワル!」って思ってたけど、桃矢くんほんと優しいお兄ちゃんだよね……
お兄ちゃんの不器用な愛情にも泣けてしまうし、お父さんの優しさにも泣けてしまう……お母さんもさくらちゃんをずっとずっとあたたかく見守ってるのがわかるんだよ……ううううう…………


あとみんなの初恋泥棒・月城雪兎さんについてですけど、去り際に飴を渡して「またね(緒方恵美ボイス)」はさすがにキザすぎる。最高。なのにあんな天然ですよ〜とほわほわしてるのたちが悪いわ。最高。雪兎さんは最高。
いやぁ〜〜〜まじでコイツやるなぁ〜〜〜〜と思ったら、ちゃんと知世ちゃんが「去り際にプレゼントとはやりますわね!」とリアクションをしてくれて助かりました。ほんとそうなのよ。そりゃ狂うわ。

雪兎さん〜〜!!この〜〜!!天然ぴゅあぴゅあ女たらし〜〜!!最高〜〜〜!!!!としか言えん……CV緒方恵美で「女たらし」と言えば今をときめくあの方が浮かびますね……こちらもこちらで純愛ド真ん中ですが…………


そして知世ちゃんよ。みんな大好き知世ちゃん。2話時点だとまだ知世ちゃんの海より広く山より高い""愛""がまだ描き切れていないから、なんとなく「おもろいことに首突っ込みたいフッ軽お嬢様」みたいな情報しかないのこれはこれでおもろいな……と思いました。知世ちゃんのこと「フッ軽お嬢様」なんて言えるの今だけやで。貴重すぎる。

これはテニスの王子様の話なんですけど、知世ちゃんの「この人が1人味方になってくれるだけで金銭面でも画面的にも華やかになる」というパワーを目の当たりにして、(これ妙に既視感あるな……せや……二次創作で出てくる跡部様や……!!!!)と納得しました。知世ちゃんは跡部様だった。

テニプリですごい好きなカップリングがあるんですが、おそらく跡部様もそのカップリングのことが好きなので、
「あーん?お前ら結婚するのか?だったら俺様がお前らの式場を飾り付けしてやるぜ」
とか言ってお花を山のように送ってくれるんですよ、きっと(※全部幻覚です)

だから跡部様が自カプの味方に付いてくれるだけで結婚式の華やかさが随分と変わってくる……!!お願い跡部様……!!自カプのこと好きになって……!!!
と願い続けているんですけど(本当に跡部様に失礼すぎるからやめなさい)、さくらちゃん&ケロちゃんの協力者になってくれる知世ちゃんも実質これなんですよね。跡部様力がすごい。いやまぁ時代的に跡部様より知世ちゃんのほうが先ですが。

コスチュームという見た目の華やかさを提供してくれるのもそうだし、冷静さや洞察力といったようなさくらちゃん&ケロちゃんに足りないピースも埋めてくれる知世ちゃん、1人味方になってくれるだけで百人力とはこのことや……としみじみしておりました。本当に全てにおいて良い仕事をする。あと歌も上手い。それな。知世ちゃんのお歌の場面も楽しみにしております……!!


それと「カードキャプター」という根本的な話ですが、1枚1枚が生きてて好き勝手動きたがるクロウカードを封印するために、「封印の獣・ケルベロス」がその役目に付いているわけじゃないですか。
なのにケルベロスと一緒に「カードを封印するための杖」も用意されているの、もうこれ「ケルベロスがカードの封印に失敗すること」が前提として作られてますよね!???とやっとこさ気付いて、クロウさん……めちゃくちゃお茶目な人やんか……と笑ってしまいました。
案の定ケルベロスもといケロちゃんは30年間昼寝をして、偶然本を手にした小学生にカードの封印を解かれてしまうわけで。いや、この世に偶然なんてないね、あるのは必然だけだね。

別にクロウさんがケロちゃんを信頼してないとかそういう話じゃなくて、ケロちゃんの「30年間昼寝をする」という性格もわかった上でカードの封印という役目を与えることで、封印を解いた誰かと一緒にカードを回収するドタバタ騒ぎを多分クロウさんご本人が1番観たかったんじゃないのかな……と思いました。お茶目だ……お茶目すぎる……
そしてカードを集めながら降り掛かる困難や障害を乗り越えて辿り着く""幸せ""を見つけてほしくて、わざとこんなドタバタお祭り騒ぎが起こる前提で舞台を用意したんだなと思うと、もう「封印の本」自体が愛に溢れすぎていてグッときてしまう。ケロちゃん……ユエさん……本当に貴方たちはクロウさんに大事にされてきたんだね……おうおうおう…………


ということで!今後とも!さくらちゃんたちの勇姿を!めそめそと泣きながら見守っていきたいと思います!!

おわり