万里の道も一歩から

エンタメもぐもぐ日記

25日目:新テニミュ(余韻)

素晴らしいものを観た後って、余韻に浸る時間が……何より大事だったりするよね…………ということでしみじみしております。

yakinikuteishoku.hatenablog.jp

この気持ちを大切にしていきたい……これからの人生であの日の観劇を思い出してフッと心が軽くなるような、そんな宝物にしたい…………(ばかでか感情)


「多ステって何のためにするの?」という問い掛けがあったら、私は「成仏するため」と答えます。
まぁ別にゴールが「成仏」だから多ステしなくても成仏できればそれでいいし、逆にいっぱい観ても成仏できなければ残念だねというかんじですが。
テニミュは毎回基本的におっけー!!!成仏しました!!!!!と納得できるところまで気持ちが持っていけてるのでとても助かっています。今回もそこまで回数観てないけどきっちり成仏できた。良かった良かった。うむうむ。

新テニ側は今後どうなるかわからないけど、少なくとも旧テニ側は代替わりがあってシーズンの入替えがあって……というのがテニミュのシステムなので、私は「今この公演に悔いを残さない」というのが一番に目指すべき感情なんですよね。未練を残したままだと簡単に呪縛霊になってしまうので……
逆に毎公演ちゃんと満足できてるからこそ、○代目卒業!○thシーズン開幕!となっても悪い意味での懐古厨になることなく今現在のテニミュが楽しめているんだろうな。本当に今回の公演も心から満足できて良かった……「呪縛霊にならずに済む」という安心感はまじでデカいですよ……

「退団」制度がある宝塚歌劇団も似たようなものかもしれないけど、テニミュは総取っ替えが基本だから宝塚とはまた違った感情だなぁ……どちらも「常にぼんやりと終わりが見えている」という共通点はありますが。


観劇中はいろいろキョロキョロしてたけど、やっぱり今回も跡部様を中心に観てました。私の趣味をご存知の方はだろうねというかんじでしょうが、私の趣味的には氷帝内だと即答で岳人なんですよ。だろうね。ちっちゃくてかわいいので。

ところがテニミュ3rdシーズンで「ベビーフェイスでバレエをがっしがしに踊る跡部景吾」という好みド真ん中の存在が現れて、ご想像どおりめちゃくちゃに狂ってしまいまして。
そこから新テニミュになり三浦くんから怜也くんにキャストが変わっても自分の中で「跡部様を見る楽しみ」というのはブレず、今も双眼鏡で跡部様を追い掛けている……というのはほんとにテニミュならではのキャラクターとの向き合い方だなぁと思います。跡部様、良いよね。わかる。やっぱりいろんな意味で強い人間だなと思うよ。跡部景吾は強くて気高くて美しい。知ってる。


昨日井澤さんがTwitterで言ってたことが印象に残りまして。


テニミュの良さってやっぱりこれだなぁと改めて思いました。
正直上手い歌が聴きたい、上手いダンスが観たい、上手い芝居が観たい、金が掛かった舞台が観たい等の欲望を満たすにはテニミュじゃなくて他の場所が適していると常々思っています。まぁ新テニミュは化け物(褒めてる)みたいな人もいるから例外として……そもそも新テニミュは旧テニミュとお値段帯が違うから……

でもこの「青春のきらめき」を切り取ってそのまま舞台の上に出しているような、賛否両論分かれる部分だと思うけど「演技ではない青春」を肌で感じることができる場所がテニミュなんだよな。本当にそう。
今しかない青春を楽しんでキラキラしてる人たちを観ると、無条件でグッと胸が熱くなって元気がもらえるんだよ……そこがテニミュの輝く理由だし何度でも観たいと思わせる根源なんだよなぁ……

たしかに上手い歌やダンスに巡り会えればそれはそれで嬉しいし、別に頑張ってるだけで偉い!とキャストを全肯定するわけでもないけど、でもこれからもテニミュは良い意味で肩の力を抜いて青春を味わえる場所であってほしいと願います。制作側も「跡部景吾にバレエ踊らせようぜ!!!」みたいに果敢に挑戦できる場所であってほしい。


そして全く逆のことを言うんですが、今回もあいばっちが上手すぎたので妹と
「まじで帝劇だったな」「あの瞬間TDCが帝劇になった」「逆に次のテニミュ帝劇でやるんじゃない??」
というやり取りをしたので、べ、別に帝劇でテニミュやってくれてもいいんだからね!????(※やりません)

いやもういっそエリザガラコンみたいなノリで城田優くんとか加藤和樹先生とかも呼んでガチ帝劇のテニミュ観てぇな〜〜〜言うだけタダなので言いました。テニミュの可能性は無限だから絶対に起こらないとも言えないしな……テニミュに1万3000円払わせてくれよ……行くよ………


ということで!!テニス最高セイヤー!!皆が無事に大阪の大千秋楽まで駆け抜けられることを祈ってます!!!

おわり