万里の道も一歩から

エンタメもぐもぐ日記

20日目:『僕らの地球の歩き方』2巻

昨日に引き続き2巻を読んでいます。

yakinikuteishoku.hatenablog.jp


今回2人が旅する舞台はフィンランド、ドイツ、フランス、イタリアなのですが、なんとドイツで訪れる街が港町ハンブルクでして……

ハ、ハンブルク!!!!そしてエルベ川!!!!!!!!

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宝塚歌劇団で何度も再演されているミュージカル『霧深きエルベのほとり』の舞台がこの街なんですよね。
わたくし2019年星組公演のエルベを観劇して、もうそれはそれは大変なことになってしまいまして……

takoyakitabetai.hatenablog.com

(久しぶりに読み返して、いや自分……文体が若いな……と胃が痛くなってきました。でもきっと今書いているこの文章もそのうち「うわ本当に嫌だ恥ずかしい全部消したい」と思うんでしょうね……これはもう仕方ないね……本当に恥ずかしいけど当時の自分が頑張って生きていた証なのでそのま残しておきたいと思います)


エルベ、ただでさえ身分違いの悲恋を描いた切ない作品なのに、当時宝塚ハマりたてほやほやで「わぁ〜初めての星組観劇だ〜あの男役さんめっちゃかっこいいなぁ〜〜〜え?今回が退団公演??」とまさかの一目惚れした男役さんが2週間後に退団するという自体となりました。顔面をぐしょぐしょにしながら千秋楽を見守っていたのを昨日のことのように思い出します。

そんなハンブルクの街……まさかまたここで出会うとは……知ってる、知ってるよ、あの活気溢れる港の酒場も、歌い踊る若い娘さんたちのふわりと弾むスカートも、船乗りたちで賑わう港も、そして愛し合う2人を覆い隠すような朝の霧も、全部知ってる……知ってるわ…………

となったんですが、宝塚のエルベで描かれているのは秋のビア祭り。『僕らの地球の歩き方』で2人が楽しんでいるのは冬のクリスマスマーケットです!わぁ!知らない!私この街のこと何にも知らなかった!!!

くぅ〜〜〜〜まじでハンブルク行きてぇ〜〜〜〜〜華やかで綺羅びやかでそれでいてあたたかいクリスマスマーケットの景色が素敵すぎて、思わずGoogle先生でも検索してしまったよね……
宝塚界隈のそこの貴方、わたくしたちハンブルクには秋と冬の2回行く必要があるみたいですわよ!良い事を知れましたわね!

その後2人が訪れるパリでも「宝塚歌劇団で観たことある」になり、ローマ、ヴェネツィアでも「宝塚歌劇団で観たことある」になって大変楽しかったです。そう、宝塚歌劇団がこの世の全てを教えてくれる。

2人がローマでかの有名なコロッセオを見ている時に「コロッセオは8万人収容できる」という小ネタが出てきて、思わず(8万人……!??日産スタジアムより入るな……)と会場のキャパを考えてしまいました。いいじゃん、8万入る会場貴重だよ。コロッセオでコンサートやろうよ(だめです)


……と街や風景の話をしておりますが、朝日と深月の2人の関係性も本当にね~~~~~最高でね~~~~~~~~
恋人同士で元々愛し合っている2人だけど、一緒に世界を回っていろんなものを見たりいろんな人と会っていくうちにまた段々と愛が深まっていって、でもだからこそもし離れてしまったらという恐怖感も大きくなって……というもどかしさも含んだ2人がね……もう本当に最高ですよ。寿命が伸びる。ありがとうございます。
異国の地で隣り合って景色を眺めながら、

2人でなら、天国でも地獄でもどこへ行っても平気だよ

と言い手を繋ぐ。もうね……こちら側が語れる言葉などありません。ずっと幸せに2人で一緒に居てくれ。私はその気持ちでいっぱいでございます。


3巻は!私の愛するイギリスに!2人が上陸するぞ!やった!楽しみ!引き続き楽しんでいこうと思います!!

おわり