万里の道も一歩から

エンタメもぐもぐ日記

111日目:『RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略』

「せっかくだしテレビ版観直してから映画行きたいな〜!」→「待ってそんな時間ないどうしよう」→「ええい!もうこのまま突撃するぞ!これで機会を逃してでかいスクリーンで観れなかった……ってほうがツラいぞ!!」ということでピンドラ劇場版観てきました。

penguindrum-movie.jp


開始15分程で元が取れるを通り越して完全に奢ってもらってる状態になったのでほんとに観て良かった……良かった……という感情です。
新規パート1割、復習9割みたいな内容だったので、もし私みたいに時間ないどうしよう!って方がいたらもう素直に突撃していいんじゃないかなと思います。

ピンドラまじもんの初見ですって方も……まぁ多分いけるっしょ!大丈夫大丈夫!
大体わかるし、そもそも24話しっかり真面目に視聴した私も最終話で「全然わかんなかった〜〜!!!!」と言いながら感動してボロボロ泣いてたので「わかる/わからない」じゃないの。魂が震えるかどうかなの。多分。大丈夫です。


いやもう開始15分くらいのあのセリフ。観た方は多分全員通じる。ほんとに、あの言葉を映画館で浴びれたというだけで十分すぎるくらい満足しました。満足です。

思わず今までの人生が走馬灯のように浮かんだよね。何かと上手くいかなかったり自分の才能のなさに落ち込んだりした時に「まぁ『きっと何者にもなれないお前たちに告げる』だもんな、その通りだよ何者にもなれないよ私は」と自分を納得させて落ち着かせる材料として言い聞かせていた言葉をあんな風に聞けるなんて……
今改めて「じゃあ自分は何者かになりたいのか?」と考えると別にそうでもないような気がするんですが、それでも人生の選択肢が増えたような感動がありました。


あと宝塚歌劇団と出会ってからピンドラを復習していなかったもので、今浴びたからこそ
・ゆりさんって娘役さんなんだ!????
・冠葉がめちゃくちゃにティボルト
という衝撃もあったりして楽しかったです。そう、私は宝塚版で初めてちゃんと『ロミオとジュリエット』を学んだので……
冠葉……ティボルトすぎる……赤いし……(?) やはり全ての道はシェイクスピアに通じるんだ……

あとゆりさんの退団&婚約発表の場面を観て、きっとタカラジェンヌも上流階級の方々を集めた身内向けのパーティーでこういうことしてるんだわ……と斜め下の落ち込み方をしました。
ただのオタクかつ庶民である我々の知らない世界が広がっている……上流階級のみなさんはオタクよりずっと先に退団どころかお相手のことまで知ってるんだね……ぐすぐす……


帰りの電車でいろいろピンドラのことを考えて感情がでかくなってきたところで、なぜか『男子高校生の日常』とか観たいな……というところに辿り着きまして。でも放送時期として
輪るピングドラム最終話:2011年12月
男子高校生の日常第1話:2012年1月
なので、ピンドラを観た後に男子高校生の日常が観たくなるのは暦的に何も間違ってないんですよ。むしろ正しい。
まじで男子高校生の日常観たいな、明日のお昼休みとかに観るか……今日はもう寝ようそうしよう……


TRIPLE Hの楽曲を聴いて余韻に浸りながらなるやはで寝たいと思います。7月の後編も楽しみだな。生存戦略〜〜!!!!

おわり