万里の道も一歩から

エンタメもぐもぐ日記

14日目:『僕のヒーローアカデミア』43〜49話

広い地域で雪予報となった今日、(弊社……!!早期帰宅指示を……!!早く出してくれ……!!正直言ってヒロアカが佳境すぎて仕事をしている場合ではない……!!!!)と歯ぎしりをしながら仕事をしていました。無事にいつもより30分だけ早く帰れた。良かったね。思ったより雪はみぞれでした。

ということで今日も今日とてヒロアカ視聴!林間学校のかっちゃん拉致からの救出、そしてオールマイトの「No.1ヒーロー」としての最後の仕事を目に焼き付けてきたぞ!!


何にも言えねぇな……ただただ圧巻。布団の上に寝っ転がってぼーっと天井を見つめて余韻に浸ることしかできない。
ヒロアカという作品の持つ熱さ、パワフルさがこれでもかと詰まったエピソードだと思います。

相澤先生は「生徒たちが為す術なく皆殺しにされることが最悪の事態」と言っていましたが、オタク……いや主語がデカいな、私としての最悪の事態は「連れ去られたかっちゃんが闇落ちして次は戦場で再会すること」でした。
どちらも防げて本当に良かった……!!かっちゃん……こんなにちっちゃいのによく頑張ったね……!!強くて偉くて賢いぞ……!!!


かっちゃん救出大作戦はほんとにみんなよくやったと思うんですが、やっぱりね!!私は!!「行かなかった子たち」が1番よく頑張ったと思うよ!!本当にそうだよ!!!

・あの場でかっちゃんを助けられるのがデクくんたちしかいなかった
・かっちゃんを助けたからこそオールマイトが戦闘に専念できた
・デクくんたちは個性を使用した戦闘を行わなかったため規則に反することはなかった
・結果として作戦は成功した

と結果論としてはかっちゃん救出組は本当によく頑張ったし良い動きをしたと思いますが、そもそも「行かない」という選択が100正しいよ。

病室での梅雨ちゃんや障子くんの説得を聞く場面で、いやほんとに止める組めちゃくちゃに正しいこと言ってんな……と深く頷いてしまった。梅雨ちゃんほんとに冷静に周りを見れる優秀な子だよ。改めてしみじみした。
梅雨ちゃん……将来は絶対人々を救う引っ張りだこのヒーローになれるからね……まぁたこじゃなくてカエルなんだけど……


結果的にデクくんたちがあの場にいたからこそかっちゃんを救出できたし、救出組は「だめなのは分かってるけど身体が動く」というヒーローの本質を兼ね備えた子たちであるのもそれはそうなんですが、だとしても「行かない」という判断をした子たちは……どう考えても正しい選択だよね……
デクくんたちと同じくらい悔しくてかっちゃんを助けたかっただろうに、留まることを選択できて本当に偉い……という気持ちです。

まぁ救出組は後で相澤先生たちからこってり言われるからそれはそれでいいんだけどさ!大人、ちゃんと彼らを叱ってくれてありがとう…………


ヒロアカ原作を読みながら

「なるほど!このオールマイトという男、Fate/stay nightで言う衛宮切嗣だな!つまりこの人物が死んだ時が物語としての第1話だな!」

と感じたのを覚えていてまぁ実際そうなんですけど、『僕のヒーローアカデミア』という作品が打つオールマイトの終止符は生物としての死ではなく「ヒーロー生命」としての死なんですよね。
オールマイト自身は生きてこれからも主人公を支え続けるので、私はそういうところがすごくヒロアカらしくて好きだなぁと思います。

今思ったけどヒロアカって「武士たるもの!儚く散るが美しい!」みたいな姿勢ってあんまりない気がする。
むしろ「負けた!大怪我だ!ボロボロだ!でも生きてる!前に進める!次に繋ぐ!!」みたいな泥臭さが色濃いと思ってて。
これって日本古来の武士道ではなく「負け≠死」という西洋の騎士道が作品の根本にあるのかなぁと感じました。やっぱり「ヒーロー」という文化は西洋発祥だもんね。その辺を考えながら観ていくのも楽しいかもしれない。


いやぁ〜〜今49話を観終わったところかぁ、推しの当時がたしか86話なのでついに折り返し地点を越えましたね……こんなにも魂が震えて手に汗握る展開が続いてもまだ折り返し地点というのが面白いな……ヒロアカ!さすがだ!!素晴らしいぞ!!!

物語としては一区切りついたところですが、今後ともバシバシに履修していきたいと思います。かっちゃん無事で本当に良かった良かった。みんなと仲良くしていっぱいご飯食べるんだよ。

さらに向こうへ!Plus Ultra!!🥊🥊🔥🔥

おわり