万里の道も一歩から

エンタメもぐもぐ日記

2日目:映画『呪術廻戦0』

2回目でした!!初回とは違う景色が見えて良かった!!!!

初回:アニメ全話視聴

今回:原作0〜18巻まで履修、狗巻先輩の全発話を集計&分析

という履修内容で挑みました。いや〜素晴らしかった……
「狗巻先輩の全発話を集計&分析」って何?というのはこういうやつです。

暇なの???(めっちゃ忙しいです)


映画を観終わってから原作0巻を読んだんですが、その時にあれ?原作だともっとおどろおどろしい雰囲気があるな、映画だとより""純愛""を強調するために演出を工夫してるのかな??と感じたんですよ。
今回の2回目の映画館突撃は、その純愛の工夫を探すというのが目的の1つでした。

んでこれもう周知の事実だと思うんで今更言うのあれですけど、真希さん&乙骨くんが小学校で戦ってる間に帳の外にいる五条先生が里香ちゃんに対して言うセリフが

原作:女は怖いねぇ

映画:怖い怖い

に変わってるんですよ。原作0巻読んだ時にん??このセリフ映画だと違ってたような??と思ったんですがやっぱりそうだった、違ってました。

このたった一言の違いで随分印象変わるよね。「女は怖いねぇ」はなんというか、里香ちゃんという存在を「愛が歪んで呪いになった女」にカテゴライズした上での感想に聞こえるけど、映画版のセリフだとその対象がないからただ「特級過呪怨霊:折本里香」への感想に聞こえる。
この物語を純愛として見せるためには、里香ちゃんを「よくある怖い女の霊」と一般論のように捉えるのではなく「折本里香と乙骨憂太の話」だと演出するのが効果的だと思うからこのセリフの変化はとっても納得できる内容で。純愛に特化した映画版だからこその差分が見えて面白いなぁと思いました。


あと五条先生vsミゲルの戦闘シーンで、ミゲルの
「この縄1本編むのに何年掛かると思ってるんだ」への五条先生の返しが

原作:知るか ボビー・オロゴンみたいな話し方しやがって

に対して映画版はセリフ変わってましたね。そりゃ固有名詞の芸能人名は出せないよね。んで変わったセリフが

「僕の1分のほうが価値が高いってだけだろ」

みたいな内容でいやセリフの改変として完璧なかっこよさだ!!!!!と痺れたんですが、脳みそがポンコツすぎて正確なセリフを覚えていない……一人称が「俺」だった気もするんですが「五条 ミゲル 一人称」で検索しても全然出てこなかったので僕のままかな?でもあの場面の五条先生キレてるんだよな……俺くらい言いそう……

原作の五条先生vsミゲルの戦闘シーンは尺が短いので、五条先生が一人称を発する場面はないんですよ。映画版での追加シーンでのみ一人称を含むセリフがあるんです。仮にもしここで五条先生が「俺」って言ってたら世紀の大発見だぞ……原作読んでる方だと、五条先生の一人称だけで白米3杯くらい食べれる理由わかりますよね??五条先生の一人称!!執着させてくれ!!

ほんとにここの一人称気になるな、私の思い違いで「僕」のままならそれでいいんですが……
狗巻先輩の発話でも映画版には原作にはない「ツナ」があったと思ってて、その確認作業と五条先生一人称問題も兼ねてもう1回くらい観に行くかもしれん……いやほんとそういうところだよ私……そういうのほんとモテないからやめたほうがいいよ……

おにぎりの専門家(?)としては、1ヶ所同意の意で使ってるのかな?と思ってた「おかか」が狗巻先輩の動きと内山昂輝くんの言い回し的にあっこれやっぱり否定だ!と気付いたところがあって。原作だと判断付きにくかったのでありがたかったです!おにぎりの具発話研究が進みます!

あ、五条先生の一人称問題だと、上と話す時の「私」はしっかり噛み締めてきました!サンキュー五条先生!ありがとう五条先生!一人称「僕」「俺」「私」を使い、腰の位置が高くて顔がかっこよくて最強で中村悠一の声で喋るグッドルッキングガイ五条悟先生!本当にありがとう!五条悟という存在に感謝!早く人間国宝とかになってくれ!私はおめめを隠したままの五条先生のほうが好きです!!(変に拗らせるオタク)


まぁそんなこんなで「あともう1回くらい観に行くかもしれん」が結論でした。
原作も読んでるから物語の内容的には理解してるつもりだけど、3回目くらいであぁ〜!なるほど!そういうことか!!が訪れるの個人的にあるあるなのでその辺も楽しみにしていきたいと思います!

おわり