78日目：『錆のゆめ』上下
オフシーズンだぞ！！オフシーズンがきたぞ！！うおーーー！！！！
ということで買ったはいいけど読めてない漫画とか本をぼちぼち消化しています。いわゆる積ん読消化です。
積ん読ってさぁ、過去の私が払ってくれてるから無料で読めるのやばくない？？感覚狂いそう。過去の私に奢ってもらっている……あざす……助かるぜ……
今日はこちらを読みました。
Kindleでセールになってた時に買ってまだ読めてなかった商業BLです。
いやーーーーこれは……なんというか……しんどくて優しくてあったかくてでも切なくてしんどくて頭を抱えてしまうな……しんどいなほんと……有名な作品っぽいかおりがするけど初めて読みました……
ざっくりとあらすじを喋ると生身の男の子がサイボーグに改造させられてしまい、その検査兼教育担当になった主人公が次第に彼を気に掛けるようになって……というもうこれ性癖にぶっ刺さる人この世にゴロゴロいるでしょという作品なんですが、しんどいなーーーーしんどい。
サイボーグになった男の子は最初言葉も全然喋れなくて倫理観とかも欠落してて記憶もなくてという状態だったので、人間を欲望のまま好き勝手改造する辛さみたいなのもあるし、いろいろ考えさせられる……しんどい……しんどい…………ってなるけど、でもなぁ〜〜あったかくて胸がぎゅっと締め付けられるんだよなぁ…………
最初は羞恥心とかもよくわからなかったサイボーグが次第に言葉を覚えて感情を取り戻して、主人公の一言で赤くなったりあわあわしたりと感情豊かになっていく姿がとても微笑ましくてかわいくて、どうか2人が幸せに過ごしてほしいと願ってしまう……
主人公→サイボーグが「さん」付けで呼んでて、しかも一緒に住むあたりから普段の会話で逆に敬語が混ざりがちになる、と相手を人として丁寧に接してるのがわかる描き方もすごくあったかくて大好きなんだよなぁ〜〜
サイボーグ→主人公の愛情表現も素直でかわいくて本当に微笑ましい……かわいい……一緒にいて幸せだという感情を素直に表に出してくれる子、本当にかわいい……
でもレビュー見ると次の巻も更にしんどそうで胃が痛みますね。くぅ〜〜〜だがしかしこのしんどさも作品の魅力の1つなので……大事に抱え込みたいと思います……
「錆のゆめ 上下」ときて次は「左右」と続くみたいだね。面白い。近々左右も購入します。
いやぁこうやっていろいろ考えさせられる作品を読んで静かな夜を過ごすの楽しいな……贅沢な時間だ。引き続きのんびりオフシーズンを過ごしたいと思います。
おわり
