万里の道も一歩から

エンタメもぐもぐ日記

263日目:ミュージカル『エリザベート』

行ってきました!!!!!みんな大好きエリザ!!!!!!!

気になるキャストはこちらです。


今回の1番のお目当ては立石俊樹くんのルドルフですね。エリザと言えば何かと青春学園出身者が多い中で、ついに幸村精市を演じた人間がルドルフになりますよ……今私はテニミュの話をしております。

としき……立派になったな…………

(私が立石くんをずっと「としき」呼びしているのは、ミュージカル『テニスの王子様』の幸村精市歴代キャストは「苗字に神が付く」「下の名前がとしき」の2択、という話に基づくものであり距離感がバグってるとかそういうあれではないです)

そして我らのちゃぴさん!はじめましての育三郎トート!とドキドキわくわくのキャストが揃っております。



としきのルドルフ!!めちゃくちゃ良かった!!個人的にすごく好きなタイプのルドルフです!!!!

図書館が似合うような知的なルドルフですよ……ちゃんと頭が良いし、勤勉だし、論文とかもいっぱい読んでそう。
でも大人になりきれない青臭さだったり、母親の愛情に飢えた心の隙間が丁寧に表現されてたり、すごくバランスが良かったんだよなぁ……「この人になら国を任せられる」と「ザ・ルドルフ」の両方を最大公約数でぶち抜いてるかんじだった。

お顔が綺麗なのも知ってるしお歌が上手なのも知ってるけど、ダンスもすごく綺麗でびっくりした……
まぁ幸村くんってそんなに踊るイメージないから、私の場合としきにそこまでダンスの印象がなくてもそりゃそうかという気もするけど。
そして本当に本当にお顔が綺麗だったよ……毎秒完璧。ルドルフのお衣装が似合う華やかさと美しさの持ち主ですよ……

私利私欲にまみれたことを言うと、元幸村精市キャストの演じるトート閣下はまじでまじで観たいので、このままとしきにはエリザ道を突き進んでいただきたいですね……
大丈夫、としきならできるよ……だってお歌が上手でお顔が綺麗だから…………


はい、からのはじめましての育三郎トート!歌がうめぇ!!(それはそう)
育三郎さんのトート閣下は記念日とかしっかり覚えてて、前々からカレンダーに書いておくタイプだと思った。毎日夕食時に「あと○日で▲▲だな」と記念日を予告してくるタイプだと思う。わかる。

歌が上手すぎて最後のダンスとか、最後に勝つのはこの俺……まぁでしょうね〜〜!!!私もそう思う!!!うんうん!!!!と説得力が凄くて拍手拍手でしたよ。勝ち確ソングと化していた。さすがです。


俺たちのちゃぴさんのシシィはもう、ほんとに、好きです……強くて凛々しくて美しくて、でも歪さがあって。
シシィだけじゃなくてエリザの登場人物ってみんな人間として大事な部分がそれぞれ1/3ずつくらい欠落してると気がするんですが、だからこそ人間くささというか共感を生む部分だったり愛着を感じやすかったりするんじゃないかなと思ってます。
としきのルドルフ観た後だからよりそう感じるのかもしれないけど、普通にルドルフが1番人間としてまともだもんな……だからこそあの空間に居てこの世に安らぎがなかったんだろうな……


あと当たり前だけど、やっぱり東宝版のエリザって宝塚版とは全然違う話だなというのを改めて思いました。

東宝版だとシシィが本来持っていた自分らしさというものが人生を重ねていく上でどんどん削られていって、そして最後トートに迎えられたことで完全な自分に戻る……というのが話の軸なんじゃないかなと思うんですよ。場所移動ではなく魂の在り方的な意味での「行きて帰りし物語」の枠に入るというか。
宝塚版とはそれよりも「""死""を迎えることで自分を委ねられる永遠の愛に出会う」だもんな。本当に全然違う話だよ。

個人的には宝塚版のほうが観劇後の多幸感が高くて、東宝版はストーリーとしての説得力が凄いなと思う。どちらも違った楽しみ方ができて良いですよね……東宝版のシシィは最後までずっと「おもしれー女」が全開だし、そんなシシィを月組のオンナとして思い入れのあるちゃぴさんが演じている姿を観れて本当に私は幸せ者です…………


演出はね!すまぬ!語れるほど偏差値が高くないです!
ほへー!新鮮!この場面でこんな魅せ方するんだ!!と思ったことはいっぱいあったんですけど、でももしかしてこれ東宝版エリザではよくあることだったりするのか……??わからない……これではしゃいでいるのは私だけかもしれない…………と東宝エリザ偏差値の低さが出てしまいました。すまない。まだ数をこなしていない。あと数年後にまた喋り出すのでその時をお待ちください。


まぁそんなこんなで、お喋りは尽きませんがひとまずこのあたりで締めさせていただきます。
どうかみなさま健康で千秋楽まで走り抜けられますように!!

おわり